☆ 元スタッフ・現直アシのOB&OG3人にLINEで送ったお願い
元気ですか?
お忙しいところ、すみません。
ちょっとお願いがあって連絡しました。
スタジオがどれだけ甘い世界だったかってことは、外の空気を吸っている今ならおわかりだと思います。そこで、まだその空気を知らずに日々平々凡々と過ごしている現役スタッフのために、ご意見をお聞かせ頂きたいのです。
『直アシについて痛感した、スタジオに居るうちに身につけておけば良かったと思うこと・改めておくべき考え方』を教えてください。
挨拶文句はいりません。思いついたことを箇条書きにして頂ければ充分です。ご多忙のところ、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
☆LINEの返信(Aさんより)
お疲れ様です。現場で返信遅くなりました、すみません。
上記の件 了解です!
箇条書きで書きますね!
① やっておくべきこと
◎ オペレーション、PC周りの知識をもっとつけておく。また、実践すること。知識をつけたとしても、実践してみないとスピード感やその時その時で求められることに柔軟に対応できない、それも含めオペレーションということだと思うので。
◎ カメラマンからライトに関することについて「ここをこうしたいんだけど」といった指示が飛んできたら、「わかりました」の返事一つで即対応できるライト感を身につけておく。これができないなら、スタジオを出たなんて言わないほうがいいと思います笑
② 考え方
◎ 直アシになって一番思うことは、現場で起こることすべて自分が関わっていることであり、すべて自分のことといっても過言ではないということです。つまりどういうことかというと、全てにおいて「責任」が発生してきます。スタジオマン時代はカメラマンを含め「お客様」といった気持ちが正直あったので現場で起こることに対してどこか他人事に感じることも最初はありました。
でも今は、常に自分の師匠がより良い写真を撮れるよう、撮る環境も含め 自分も常に同じ目線で考えるよう心がけています。なので、もちろん、私の場合はこうした方がより良い画が撮れるのではないかと思うと師匠に提案することもたまにあります。これはただの「押し付け」ではなく、より良い写真をとる環境を作る、という私自身の責任から思うようになった事かもしれません。
直アシにとっては当たり前なことかもしれませんが、スタジオマンだからとずっと他人事で仕事をしていると後に苦労するかと。その現場のメンバーとして参加している以上、スタジオマンだとしても他人事でなく自分事として責任を持って仕事をする事。自分の行動一つで、現場の進み方や雰囲気変わる事あると思いますよ!そのくらいの気持ちで働いて欲しいです!
◎ あと、自分がスタジオいるときも思ってましたし、今外苑にいるスタッフからの話を聞いても思う事なんですが、自分は自分だからとかゆう変なプライドは捨てたほうがいいです。そのプライドは、個性でも何でもないです。
今はいろんな人のいろんな部分に触れて、吸収して、違うと思ったらそれはやめたらいい。挑戦する前から、そのプライドが邪魔してやらないなんてもったいなさ過ぎます!スタジオマンやってるときくらいはもっと挑戦して行動して、失敗してを繰り返してもいいんじゃないかなと思います。もっとみんな素直に色々やってみたほうがいい!笑 せっかくスタジオマンしてるんだから!
あと、レタッチの知識も身につけといた方がいいです。(LINEの返信Aさんより)
~(下)に続きます ~